【東京タワー(とうきょうたわー)】
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住所・・・東京都港区芝公園4-2-8
徒歩の目安・・・三田駅から徒歩約23分。
東京タワーの高さは、333m(憶えやすいですね)。 当初は、最上部で風速90m、下部で風速60mの強風と大地震(同タワーの耐震設計で考慮された水平震度は0.99で、関東大震災の時に小田原付近で推定された加速度の約2倍に相当します)になっても安全な様に構造設計がなされました。
東京タワーはフランス・パリのエッフェル塔の324mより8.6m高く、当時の自立式鉄塔としては正に世界最高でした。「建設するからには世界一高い塔でなければ意味がない。」というスローガンの下、当時の日本の建築技術を結集して作りました。
※エッフェル塔の完成は1889年。東京タワーに先駆けること69年前です。完成当時の高さは312.3m(旗部を含む)で、現在は放送用アンテナ設置により、324mとなっています。
東京タワーの雄姿が日の目を見たのは、1958年(昭和33年)。地上から150mにある大展望台、地上から250mにある特別展望台からは、富士山の美しい姿や眼下に広がる東京の街並みが一望の下に見渡せます。タワー内の施設には、水族館やレストランなどがあり意外に充実しています。
夜の東京タワーは、平成元年より176灯の電球でライトアップされています。
ライトアップには「冬バージョン」と「夏バージョン」の2パターンがあります。
通常よく目にするオレンジ色のライトアップは「冬バージョン」で、1年のうち、約9ヶ月はこのオレンジ色のライトアップが使われています。
「冬バージョン」以外の残り3ヶ月が「夏バージョン」のライトアップです。
わずか3ヶ月だけですが、季節に合わせて東京タワーは衣替えをしています。
夏のライトアップは「メタルハライドランプ」と呼ばれるシルバー色のランプを使用し、ホワイトをベースにすっきりと涼しげな印象が特徴的です。
毎年7月7日の七夕から「夏バージョン」のライトアップに変更します。
冬のライトアップは「高圧ナトリウムランプ」というオレンジ色のランプを使用し、冬のひんやりと澄んだ空気の中で、暖かさをイメージさせる輝きを放ちます。
毎年10月2日の夜から「冬バージョン」のライトアップに変更します。
【アドバイス】
徒歩でタワーまでは少し距離があります。段々タワーが近づいていくのを楽しみながら歩くにはいいかもしれません。あえてタワーまで行かず、全体が綺麗に見える距離からじっと眺めるのもオススメです。
ちなみにこちらはフランスはパリにあるエッフェル塔。色が異なる点を除くと東京タワーとよく似ていますね。一度は、実物を自分の目で見たいですね。
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