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【慶応大学 三田キャンパス
(けいおうだいがく みたきゃんぱす)】


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住所・・・東京都港区三田2-15-45
徒歩の目安・・・三田駅から徒歩約7分

慶應義塾大学(けいおうぎじゅくだいがく)は、1920年(大正9年)設立の東京都港区三田に本部置く私立大学です。

慶應義塾大学をはじめとする学校法人慶應義塾の運営する学校では、創立者福澤諭吉のみを「福澤先生」と呼ぶ伝統があり、その他は教員も学生も公式には敬称として「○○君」と表記されるそうです。面白いですね。

さて、三田キャンパスの入り口に行ってみると玄関には警備員が立っていて少々入りづらい感じがします。でもご安心下さい。

慶応大学のホームページによると、
「※個人でのご見学の場合は、事前にお申込みいただく必要はありません。ご自由にご見学ください。」
とあります。何も準備は要らないので、フラっと入ってみてください。

 赤レンガの壁白い窓が印象的な外観の旧図書館は、1912年(明治45年)竣工の洋風建築で重要文化財にも指定されています。日本人による初の洋風煉瓦館(ようふうれんがかん)で、赤レンガの色と、窓まわりや入口壁面に使われたコントラストが懐かしい感じとともに印象的です。横浜の赤レンガ倉庫のデラックスバージョンみたいですね。

この建物の設計は「曽禰達蔵(そねたつぞう)」によるもので、近代日本建築学教育の創始者ジョサイア・コンドルの最初の教え子のひとりとして、また三菱系の建築家としても名を残しています。ちなみに旧図書館の前に福沢諭吉像があります。建物内には、「ペンは剣よりも強し」を題材にしたステンドグラスもあり、一見の価値有りです。

また、学内では至るところに慶応150周年を祝う幟がはためいていました。2008年は創立150周年だそうで、今秋には記念切手も発売されるそうです。

【アドバイス】

三田キャンパスの裏手には緑深い高台がありそこにイタリア、ハンガリー、オーストラリア等の大使館綱町三井倶楽部等の歴史的建造物も数多くあります。

綱町三井倶楽部は、1913年(大正2)に三井家の迎賓館として建てられました。その外観は鹿鳴館時代を連想させるクラシカルで優雅な洋建築です。設計者は鹿鳴館やニコライ堂の設計者と同じジョサイア・コンドル一般開放はされていませんが、三井グループ企業の倶楽部として現在も使われています


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